大和郡山市での車の修理は【マスダモータース】で 2021/12/14 マツダ タイタン WH63F ブレーキ修理 今回はマツダ タイタンの修理です。 お客様から「ブレーキが片効きする、ブレーキ・ランプもライト付けてペダル踏んだら消える」との事。 早速リフト・アップして分解、点検していきます。 ブレーキ・ランプに関しては、症状に心当たりがありました。 そこで先ずそこから見ていきます。 ブレーキ・ランプのレンズを外して見てみると・・・ ダブル球が入る所に無理やりシングル球が入っていました。 どこかで交換していたと聞いてもいたので、もしや・・・と思ったらその通りでしたw さて問題はもう一つのブレーキの方効きなんですが・・・ 外観からは分かりませんでした。 構造を考えながら見ていきますが、どうもバラシていかないと分からなそうです。 フロントには問題なさそうです。 次にリヤ側を・・・ ん? ハブ・グリスが液状化しています。 この絡みの可能性も出てきました。 急いで分解してしまいます。 Ooh・・・ ライニングに油が回っていました。 方効きの原因はコレのようです。 問題はこれがブレーキ・フルードか溶けたハブ・グリスか・・・。 結果はハブ・グリスでした。 ホイール・シリンダーのオーバー・ホールも随分していなかったようなので、ついでに一緒に作業してしまいます。 ハブ・グリスは綺麗に抜き取って清掃、入れ替えます。 ベアリング周りも灯油でキレイにグリスを落とし、パーツ・クリーナーで油分を落とし切ってからグリスを詰め替えます。 この状態の古いグリスが混ざると新しいグリスも直ぐ劣化しますので。 それと、綺麗にした時にベアリングの状態を確認しておきます。 傷が入っていたりしたら交換しないといけませんので。 今回は問題ありませんでした。 ばらし切っているので、バック・プレートの清掃も比較的楽にできましたw 清掃し終えたら組みなおしてブレーキの調整、エア抜きをして効きの確認をします。 問題無かったのでブレーキ周りの作業は終了です。 ついでにコーナー・ランプが割れていたので交換して納めました。