大和郡山市での車の修理は【マスダモータース】で 2022/06/04 ダイハツ コペン L880K 足回り修理 今回はダイハツ コペンの修理です。 お客様から「最近踏ん張りが悪くなったと思うのでショックを交換したい」との事。 現状で純正が付いているのですが、折角なんでもっと良くしたい・・・と。 でもローダウンなんてしたくない。 自分も無意味なローダウンは嫌いなんで、要望に合うものを探してみます。 で・・・今回は純正オプションのビルシュタインを取り付ける事になりました。 コスパも考えるとKYBのニューSR辺りがあればよかったんですが、モノはこちらの方が大分と良いので満足してもらえるでしょう。 先ずはフロント側から始めます。 リフト・アップしてブレーキ・ホース、ABSセンサーの配線を外してからナックルとの結合を外します。 後はマウントを外したらショックを降ろせるんですが・・・ ナットが一個フェンダーの下に付いていて、どうやって外そうか一瞬悩みました。 ですが・・・自分、工具集めが趣味なもんで・・・ 普通に外す事ができましたw有難う工具www スプリング・コンプレッサーでスプリングを圧縮してマウントを外します。 この作業は大変危険ですので、慣れた整備士でも気を使います。 マウントを外す時はインパクトでもいけますが、取り付ける時はショックの軸が回りだすので、固定しながらロック・ナットを締め付けないといけません。 そこで、こういう特殊工具を使うことで問題なく作業できるんですよw 新しいショックを取り付けたらトーインが狂う時がありますので軽くロックを緩めておきます。 リヤ側も始めます。 スプリングが飛ばないように固定した状態で外していきます。 上下の固定を外すとショックが抜けます。 純正とビルシュタインのショックの太さの差がすごいですw これは構造の違いによるものです。 この構造の違いがビルシュタインの良さに繋がっています。 組み付ける時には1Gがかかった状態で締め付けます。 でないと、ブッシュが捻じれた状態になり、車高があがってブッシュの耐久性が著しくおちますので。 組み終わったらキャンバー角を確認します。 今回は基準値内に収まっていました。 次にトーインも測ります。 こちらも問題ありませんでした。 最後に走行テスト。 ・・・ うひゃひゃひゃwww めっちゃ気持ちいい! ここまでコーナリングが安定して踏ん張りが効いていると山の方にドライブに行きたくなりましたw お客様の車なんで無理ですが・・・。 納車後お客様から「物凄く良くなった!ありがとう!」と。 こういって貰えると整備士冥利につきますねw